初心者がまず知っておきたいメイクの基本
最初からコスメをたくさんそろえる必要はない
メイクを始めようと思ったとき、「何を買えばいいのか分からない」「コスメの種類が多すぎて選べない」と迷う人は少なくありません。化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダー、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、チーク、リップなど、店頭にはさまざまなアイテムが並んでいます。
しかし、最初からすべてを買いそろえる必要はありません。まずは肌を整えるアイテムと、顔色を明るく見せるポイントメイクを中心に、自分が普段必要とするものから少しずつそろえるのがおすすめです。たとえば、ナチュラルなメイクが好きなら、ベースメイク、アイシャドウ、チーク、リップなどから始めても十分です。
コスメ選びで大切なのは、数を増やすことではなく、それぞれの役割を知ることです。役割が分かると「これは本当に必要?」と判断しやすくなり、似たようなアイテムを重複して購入することも避けやすくなります。
最低限そろえたい基本のコスメ
初心者がまず用意したいのは、ベースメイクとポイントメイクに使う基本的なアイテムです。ベースメイクでは、化粧下地、ファンデーション、またはBBクリームなど、肌を整えて見せるためのアイテムが候補になります。肌の状態や仕上がりの好みによって、すべてを使わず一部だけ取り入れても構いません。
ポイントメイクでは、アイシャドウ、チーク、リップがあると、顔全体に色を加えやすくなります。眉を整えるためのアイブロウも、顔の印象を整えたいときに使いやすいアイテムです。アイライナーやマスカラは、必要だと感じてから追加してもよいでしょう。
最初の一式を選ぶなら、何通りものメイクに使い回しやすい色を意識するのもポイントです。アイシャドウならベージュやブラウン系、チークやリップなら普段の服装に合わせやすい色を選ぶと、日常的に使う機会を作りやすくなります。
コスメを使う順番を覚えるとメイクしやすくなる
メイク初心者が迷いやすいのが、「どのコスメをどの順番で使えばいいの?」という問題です。基本的には、スキンケアで肌を整えた後、ベースメイク、眉や目元、チーク、リップという流れで考えると分かりやすくなります。
ただし、商品によって使う順番が異なる場合もあるため、最終的にはそれぞれの商品の使用方法を確認しましょう。たとえば、化粧下地の後にファンデーションを使い、その後に必要に応じてコンシーラーやフェイスパウダーを使う方法があります。
順番を一度に完璧に覚える必要はありません。「肌を整える」「ベースを作る」「眉と目元を仕上げる」「頬と唇に色を加える」という大きな流れを覚えておくと、朝のメイクでも迷いにくくなります。
基本のコスメを使う順番とそれぞれのポイント
スキンケア後はベースメイクから始める
メイクを始める前には、まず洗顔後の肌をスキンケアで整えます。化粧水や乳液など、普段使っているスキンケアを行ったら、すぐに大量のコスメを重ねるのではなく、肌になじむまで少し時間を置くと扱いやすくなります。ベースメイクは、肌の状態によって仕上がりが変わりやすいため、最初の土台づくりがポイントです。
その後、必要に応じて化粧下地を使い、ファンデーションやBBクリームなどを重ねます。ファンデーションは顔全体に同じ量を塗るより、頬などカバーしたい部分を中心に薄く広げると、厚塗りになりにくくなります。
シミやニキビ跡など、部分的に気になるところがある場合は、コンシーラーを使う方法もあります。最後にフェイスパウダーを使う場合は、顔全体にたくさん重ねるのではなく、必要な部分を中心に薄くのせると、仕上がりを調整しやすくなります。
眉とアイメイクは顔全体のバランスを見ながら
ベースメイクができたら、眉や目元を整えていきます。初心者の場合、アイライナーやマスカラを先に練習するより、まず眉の形とアイシャドウの使い方に慣れると、全体の変化を確認しやすいでしょう。
アイシャドウは、最初から何色も使いこなそうとしなくても大丈夫です。明るいベースカラーをまぶたに広げ、中間色を目元に重ねるだけでも、自然な陰影を作ることができます。締め色は目の際などに少量使い、濃くなりすぎたら明るい色を重ねてぼかします。
アイライナーは目の形によって引きやすい方法が異なるため、最初は目尻だけなど短い範囲から試してみるのも一つの方法です。マスカラも一度にたくさん塗るのではなく、まつ毛の状態を見ながら少量ずつ使うと、仕上がりを調整しやすくなります。
チークとリップで顔全体に色を加える
目元まで仕上げたら、チークとリップを使って顔全体の色味を整えます。チークは頬にのせる量によって印象が大きく変わるため、初心者は少量ずつ重ねるのがおすすめです。ブラシに取ったら、手の甲などで余分な粉を軽く落としてから頬へ広げると、濃さを調整しやすくなります。
チークの位置も重要ですが、まずは鏡を見ながら自然に見える範囲を探してみましょう。頬の中央だけに色を集めるのではなく、周囲へ薄くぼかすと境目が目立ちにくくなります。色はアイシャドウやリップと完全に同じにする必要はありませんが、全体の色味が大きく離れすぎないようにするとまとまりやすくなります。
リップは、唇の色や乾燥具合によって発色や仕上がりが変わります。初めて使う色は少量から試し、鏡で顔全体を見ながら濃さを調整しましょう。アイメイクをしっかり仕上げた日はリップを控えめにするなど、全体のバランスを考えることも大切です。
初心者がメイクで失敗しにくくなるコツ
最初は「薄く塗る」ことを意識する
メイクを始めたばかりの頃は、きれいに仕上げようとしてコスメを多く使ってしまうことがあります。しかし、ファンデーションやチーク、アイシャドウなどは、一度にたくさん使うより少量ずつ重ねるほうが濃さを調整しやすくなります。
特にベースメイクは、カバーしたい部分だけを厚くするのではなく、顔の中心から外側へ薄く広げることを意識すると、全体のバランスを見やすくなります。チークやアイシャドウも、最初は「少し色が付いたかな」くらいから始め、鏡を見ながら少しずつ足していきましょう。
もし濃くなってしまった場合でも、すぐに最初からやり直す必要はありません。スポンジやブラシで境目をぼかしたり、上から薄い色を重ねたりすることで調整できる場合があります。少量から始める習慣をつけると、自分に合う使用量も少しずつ分かってきます。
コスメの色は「似合うか」と「使いやすいか」で選ぶ
初心者がコスメを選ぶときは、人気の色やランキングだけで決めるより、自分が普段どのようなメイクをしたいのかを考えることが大切です。たとえば仕事や学校で使うことが多いなら、肌になじみやすいベージュやブラウン、ピンクなどから始めると、日常のメイクに取り入れやすいでしょう。
一方で、休日には普段と違うメイクを楽しみたいなら、少し鮮やかなアイシャドウやリップを選ぶのも方法です。「似合う色だけを使わなければいけない」と考える必要はありません。好きな色でも、薄く使ったり他の色と組み合わせたりすることで、自分なりの使い方を見つけられることがあります。
また、コスメを買う前に手持ちのアイテムを確認することもおすすめです。似た色をすでに持っているなら、違う質感や別のカラーを選ぶことで、メイクの幅を広げやすくなります。使う場面まで想像して選ぶと、購入後に出番がなくなることも防ぎやすくなります。
完璧を目指さず少しずつ自分のメイクを見つける
メイクには決まった正解が一つあるわけではありません。顔の形や肌の色、目の形、好み、服装などによって、使いやすいコスメや似合うと感じる仕上がりは人それぞれです。最初から動画や写真と同じように仕上げようとすると難しく感じることもあるため、まずは基本の順番を覚えて、自分が扱いやすい方法を探していきましょう。
初めは「ベースメイクを薄く仕上げる」「アイシャドウを一色から使う」「チークとリップの色を合わせてみる」など、小さな目標を一つずつ試すのがおすすめです。慣れてきたらアイライナーやマスカラ、ハイライトなどを追加していけば、自然に使えるコスメの種類も増えていきます。
大切なのは、コスメの数を増やすことではなく、自分が心地よく使えるアイテムと方法を見つけることです。基本の順番を土台にしながら、色や質感、塗り方を少しずつ変えて、自分にとって使いやすいメイクを楽しんでみてください。


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